SNSでよく出てくる、エスプレッソにミルクを注ぎ込んで描くラテアート。
実際にやってみたいけれど、何から始めたらよいかわからない。
使用する道具すらも、何を揃えたらよいかわからない。
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
よくある質問や疑問
- 「そもそもラテアートとは?」
- 「自宅でやるにはどうすればいいの」
- 「きれいに描くコツが知りたい!」
初心者の方は特に、これまでの生活になじみのないことからなかなか行動には移せないですよね。
最初の一歩が比較的重めのラテアートですが、
一度道具をそろえ、正しい知識を身に着ければリーフやスワンもお手の物。
発信するネタにもなりやすいです。
たくさんの人と繋がるきっかけにもなりますね。
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この記事の内容
- ラテアートに必要な道具
- 自宅でラテアートを描く方法
- ラテアートの仕組み
感覚的に描いているように見えますが、実はラテアートは意外にも感覚(経験や技術)50%、論理50%くらいの比率であると考えていて「○○すれば、○○しやすくなる」というコツがあります。
知っておいて、非常に役に立つ内容となっていますので
ぜひ、参考にしてみてください。
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この記事を読むメリット
- ラテアートを作るために必要な道具がわかる
- ラテアートの作り方がわかる
- 味も美味しいラテアートを作ることができる
- SNS映えするラテアートを描けるようになる
ラテアートを作るために必要な道具
自宅でラテアートを作るためにはラテアートを作るための道具が揃っていることが重要です。
- コーヒーグラインダー
- エスプレッソマシン
- ミルクピッチャー
コーヒーグラインダー
コーヒーグラインダーとは、コーヒー豆を挽くための道具のことをいいます。
コーヒーグラインダーはコーヒー豆を豆の状態で購入して豆を挽く段階から楽しみたい方には必要な道具ですが、コーヒー豆ではなく粉の状態でコーヒー豆を購入する方には必要ない道具です。
私が特におすすめするコーヒーグラインダーはこちらでご紹介しています。コスパの良い商品から高品質な商品までご紹介しているので参考にしてみてください!
→元バリスタがおすすめコーヒーグラインダーを性能ごとにご紹介
美味しいカフェラテを飲みたい場合はコーヒー豆は深煎りがおすすめです!
カフェやネット通販、カルディーコーヒーなどの店舗でカフェラテに合うコーヒー豆を聞いてみるといいかもしれません!
サブスクのコーヒー豆を試してみたい方は、私は下記のPostCoffeeかTAILORED CAFEを特におすすめしています。興味あるようでしたら公式HPを確認してみてください!
エスプレッソマシン
エスプレッソマシンとは名前のとおりエスプレッソを作る道具のことをいいます。ラテアートを作る場合はエスプレッソを必ず使わないといけないため、必須の道具となります。
デロンギ デディカ エスプレッソ・カプチーノメーカー [EC680M]はこちら
デロンギ デディカ エスプレッソ・カプチーノメーカーはスチームといって、ミルクを温めるためのスチーマーが備え付けされており、ラテアートを作るために必要な要素が完璧に備わっているのが特徴です。
デロンギ製品らしく、スタイリッシュでワンタッチでエスプレッソが作れるといった利点もあり、価格も48,500円と高性能にしては低価格でコスパ最強な商品となっています。
エスプレッソマシンはその他にも様々な商品があり、お好きな商品の中から愛用するものを選ぶのがいいでしょう。
エスプレッソマシンのおすすめ商品はこちらでご紹介していますので参考にしてみてください。
→「家庭用おすすめエスプレッソマシン」失敗しない選び方を完全解説
ミルクピッチャー
ミルクピッチャーとは、ラテアートでは必ず必要になるミルクを注ぐ時の道具のことをいいます。これがないとラテアートを作ることができません。
ミルクピッチャーは注ぎ口が細ければ細いほどやりやすく、ラテアートも作りやすくなります。
価格も4,880円とこの先長く愛用していける商品としてはお手頃価格で高性能なミルクピッチャーが購入できます。
その他のデロンギ商品を見たい方はこちらからどうぞ!
デロンギ公式オンラインストア
ラテアートを際立たせるには、マグカップにもこだわるとよりラテアートを楽しめるようになります。おしゃれなマグカップはこちらでご紹介しているので参考にしてみてください。
→おうちカフェ用のおしゃれなコーヒーカップをご紹介
ラテアートを作る手順

ラテアートを上手に描くにはスピード感が非常に大切です。手際よくラテアートを描くことが上手にラテアートを描くポイントになります。
ここではラテアートを作る手順を順に解説していきます。この解説に沿ってラテアートを作ることでスムーズにラテアートを作れるようになるのでぜひ参考にしてみてください。
①コーヒー豆を挽く
最初にコーヒー豆を購入してきた方はコーヒー豆を挽かなければいけません。コーヒーグラインダーで必要な分のコーヒー豆を挽いて粉状にしましょう。
粉でコーヒーを仕入れた方はこの工程は省いてください。
②ミルクを65℃〜70℃にスチームする
ミルクを温めておくことは上手にラテアートを描くために必要事項です。そのためミルクスチーマーの装備が備わったエスプレッソマシンを使用することで、ミルクをスチームする工程をスムーズにおこなうことができます。
③エスプレッソマシンでエスプレッソをカップに抽出
ミルクの準備ができたらエスプレッソマシンで、エスプレッソをコーヒーカップに抽出しましょう。
ラテアートは時間が大切なため、使用するエスプレッソマシンはワンタッチでエスプレッソができる「デロンギ デディカ エスプレッソ・カプチーノメーカー[EC680M]」がおすすめです。
④抽出したエスプレッソにミルクを注ぎ、ラテアートを描く
抽出したエスプレッソにスチームしたミルクを注いでいきます。
文面での解説だと少しわかりにくいと思うので、参考になる動画をご用意しました。
ラテアートの描き方をYouTube動画でわかりやすく解説
この動画のように描いていけばラテアートがキレイに描けるようになります。最初は難しいかもしれませんが、何度か繰り返すと上手くなっていきますので、ぜひ試してみてください!
ラテアートについて
カフェラテとは?

皆さんは、おそらく「カフェラテ」と「カフェオレ」という2つの言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
この違い、知っているよ!という方はいらっしゃいますか??
似ている名前だけど、実は少し異なるのです。
「カフェラテ」はエスプレッソにミルクを注いだもの。
「カフェオレ」はドリップコーヒーにミルクを注いだものです。
詳しくは、こちらの記事で解説をしております。
知らないと恥ずかしい!カフェラテとカフェオレの違いを詳しく解説!
そしてラテアートをするのは、その名の通り「カフェラテ」です。
ですから、普通のドリップコーヒーにミルクを注いでもできないことは
理解をしておきましょう。
ラテについての事前理解ができたら、
早速メインのラテアートの種類・仕組みなどを解説していきます。

初心者の方でも回数を重ねれば必ずできるようになりますので、
気になる方はこの記事や動画を見て勉強していきましょう。
最後にオススメの商品も載せておりますので、
何も道具を持っていない方もご安心ください!
ラテアートは2種類ある
まずは、ラテアートとは何ぞやというところからご説明します!
種類としては「エッジング」と「フリーポア」の2種類があります。
「エッジング」とは、エスプレッソにミルクを注いだ後に、
楊枝やピンで表面上に絵を描いていくやり方。

「フリーポア」とは、エスプレッソに注ぎながら表現していくやり方です。

今回解説するのは、後者の「フリーポア」で、よくカフェの店員さんが
魅せてくれるタイプのラテアートです。
手順は
①エスプレッソを抽出する
②ミルクをスチーム(温める)する
③エスプレッソを抽出したカップにスチームミルクを注ぐ
近づけたり、揺らしたりしながら描かれているアートですが、
いったいどのような仕組みで作られているのでしょうか。
なぜラテアートはミルクで絵が描けるの?
ミルクで描かれる仕組みを簡潔にまとめると、
「ミルクを温めたときに作られた、きめ細かい泡状のミルクがエスプレッソの表面に浮いていることで描かれている」ということです。
これだけではよくわからないと思うので一つずつ紐解いていきます。
まず、ミルクを温めるときに2種類のミルクを作ることになります。
それをわかりやすく表現すると、「泡状のミルク(※以下:フォームミルク)」と「通常と変わらない状態の温まったミルク(※以下:スチームミルク)」と言うことができます。

このフォームミルクがエスプレッソ上に浮くことでアートを描くことができます。
なんとなく、イメージできるでしょうか。
ラテアートは、フォームミルクの質でアートが決まるといっても過言ではありません。
できるだけ、きめ細かく、かつ滑らかな(注ぐときに、泡と液体の見分けがつかないような)フォームミルクの作成に努めましょう。
スチームの仕方はYouTubeで(動画の方が分かりやすい!)学ぶことができます。
しかし、最後の最後はあなたの感覚次第。
たくさん練習することが大切です。
最後に抽出されたエスプレッソに注いでいくわけですが、知っておくと良いことが一つあります。
スチーム後のミルクは、上層部がフォームミルク、その下にスチームミルクという順番になっています。
ですから、
1. 最初に下層部のスチームミルクを優しくエスプレッソに注いでいく
2. ラテの表面が上に上がってきたら、注ぎ口を表面に近づけて、フォームミルクを滑り込ませるように注いでいく
という意識を持っておくと良いでしょう。
最初にフォームミルクをすべて注いでしまうと、ラテアートを描くことができないので注意が必要です。
まとめ
今回はラテアートのコツと自宅でやる方法というテーマで解説させていただきました。
ラテアートは最初はうまくいかないことも多いですが、
「こうしたらうまくいくかな♪」
という気持ちで楽しみながら練習していると日々上達していることが
実感できる、とても素敵な趣味の一つとなるでしょう。
半年ほど練習していると、家庭用マシンでもこんなアートができるようになります。

皆さんの日々の生活の楽しみの一つになれたら、嬉しい限りです!