テレビや雑誌でやたらと耳にする
“SDGs”
「なんとなく環境のことを言ってるんだろうな」
くらいの認識の方も多いと思います。
きっとこれから生活していく上で何度も耳にする機会が訪れると思います。
あなたの子供が学校で教わってきた時や会社でSDGsについて聞かれた時、
サクッと答えられないと恥ずかしいくらい
世界では超常識な重要事項として認識されています。
この記事では、、、
- SDGsってそもそも何なのか
- 自分達にどのように関係するのか
- SDGsを知ったうえでどうすればいいのか
この3点について
小学生でもわかるように超簡単にまとめましたので
この記事を読んでSDGsについてしっかり答えられるようになりましょう!
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コーヒーの未来とSDGsは大きく関わっています。
私は、大好きなコーヒーを未来にも残していきたいため
SDGsに関する記事を書かせていただきました。
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わかりやすく発信しているので
コーヒー好きな方は是非見てみてください!
そもそもSDGsってなに?
まずSDGsの意味から簡単に解説します。
SDGsとは
“S”Sustainable
“D”Development
“G”Goals“s”
の頭文字からなっています。
意味は“持続可能な開発目標”です。
テクノロジーの発展で生活は昔に比べると格段に便利になりました。
しかしその一方で、
「環境破壊」「資源不足」「貧困」と
世界的に抱えている問題は悪化するばかりです。
「このままだと地球がもたない」
「子供や孫たちの世代の未来がない」
これらをどうにかしなきゃいけないと2015年9月にニューヨークで行われた国連サミットで”SDGs”が採択されました。
つまり簡単にまとめると
今のままだと地球がやばいからみんなで何とかしよう!
みたいな感じです!
SDGsには“環境保全”と“経済発展”の
両立を考慮して“17の目標”が設定されています。
SDGsを子供に説明するときのポイントはこちらの記事からご覧ください。

自身のお子さんや小学生の生徒に
「難しいからわからない」と大人ごとの問題として思わせないために
どのようにSDGsについて説明したらいいのかを解説しています。
とてもわかりやすく解説している動画がありましたので
記事を読むのが大変な方はこちらの2つの動画を見てみてください。
17の目標をそれぞれ解説
1,貧困をなくそう
あらゆる場所あらゆる形態の貧困を終わらせる

現状は、、、
- 世界には1日200円未満で暮らす人が7億8,000万人以上いる(10人に1人の割合)。
- 貧困が原因で子どもの時から働いて学校へ行けない子どもがいる。
- 水が飲めない国や地域がある
- 病院へ行けない人がいる
- 日本でもひとり親家庭を中心に6,7人に1人が平均所得の半分のお金で生活する”相対的貧困”と呼ばれる貧困である。
- 衣食住は揃っていても「進学」「旅行」「習い事」など、お金がなくてできないことが多い。
このまま放っておくと、、、
- 貧困への社会保障で国の支出が増加し税金が増える。
- 貧困世帯の子どもは大人になっても低所得になりがち。そしてその子どもはまた貧困に、、、貧困の連鎖が起きてしまう。
こんな対策が行われている
- 低価格商品の開発と販売
- シングルマザーも働きやすい託児所のある職場づくり
- 貧困で将来のイメージがわかない子どもに、会社見学を行ってキャリア形成をサポート
- 社内で貧困についての研修を行う
2,飢餓をゼロに
飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養の改善を実現し、持続可能な農業を促進する
現状は、、、
- 世界中で8億人(9人に1人)が食料不足で苦しんでいる。
- 世界の飢餓をなくすために必要な食品援助量は320万トン。
- 日本の食品ロスは年間で646万トン。
- 飢餓をなくすために必要な食品量の倍の食品を日本は捨てている。
飢餓の原因は、、、
- 気候変動
- 紛争
- ずさんな収穫
私たちにできること
- 消費期限と賞味期限の違いを理解し無駄に食品を捨てない
- 食品ロスをなくすための、流通を構築する
- 日常の食品ロスをなくすために、買い物するときに気を配る
3,すべての人に健康と福祉を
あらゆる年齢すべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する
現状は、、、
- ワクチンが足りない、基礎的な医療を受けられない等の理由で5秒に1人世界のどこかで子どもが死んでいる。
- 年間にすると560万人の子どもがこれらの理由で死んでいる
- 「国籍」「性別」「人種」「体型」「宗教」など、個性の違いによる差別が多くある。
私たちにできること
- 従業員が働きやすい環境づくりをする(積極的に有給所得するなど)
- 過労死、過労自殺をなくす
- 職場や学校などで苦しんでいる人をひとりにしない
“みんなが心も体も元気で幸せな社会を目指そう”
4,質の高い教育をみんなに
すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する

現状は、、、
- 日本ではみんなが学校で教育を受けられるのが当たり前だが、世界では先生の不足や貧困や戦争が原因で教育を受けられない子どもがたくさんいる。
世界中に教育が行き渡ると、、、
- 基礎的な読解力を身につけるだけで1億7,000万人が貧困から抜け出せる。
- すべての女性が小学校の教育を受けるだけで出産による死亡が66%も減少。
“知ってさえいれば助かる命”がたくさんある
※大人が大人へ教えることも教育です。
会社でも正しい教育を伝えていくことが大切。
5,ジェンダー平等を実現しよう
ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う
ジェンダー平等とは、、、
“性別に関係なく、自分らしく生きられる社会”

現状は、、、
- 世界にはお互いの違いを攻め合って苦しめ合ってる人が多くいる。
- 18歳未満で強制結婚させられた人が7億5,000万人いる。
- 女性を家庭内暴力から守る法律がない国が49カ国ある。
- 会社内での性別格差がある。
- 家事・育児負担の女性への偏りがある
こんな対策が行われている、、、
- 男性社員の積極的な育休取得
- 女性が働きやすい職場環境
- 出産後に職場復帰しやすい環境

6,安全な水とトイレを世界中に
すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する

現状は、、、
- 世界には排泄物で汚れた水を飲まないといけない人が18億人いる
- 不衛生な水による病気で死亡する子どもが毎日1,000人近くいる
- 世界の約40%の人が水が足りていない
日本にいると忘れがちですが
水道をひねれば安全な水が出てくるのは
かなり恵まれていること。
私たちにできること
- 海や川を汚さない
- 汚染水はしっかり処理する
- 台所排水を流さない工夫をする
- ウォーターエイドに参加する
※ウォーターエイド•••水、衛生専門のNGO団体。キレイな水が利用できる生活を届ける活動を行っている。
7,エネルギーをみんなにそしてクリーンに
すべての人々の安価かつ信頼できる持続可能な近代的なエネルギーへのアクセスを確保する

現状は、、、
- 地球に残っている石油残量は残り40年分以下しかない。
- 有害な燃料が原因で死亡する人が年間で400万人いる。
“太陽光や水力発電などのクリーンエネルギーを導入することで、地球温暖化を防ぎながら電気代の節約もできる”
私たちにできること
- 電気の無駄遣いをしない
- 会社や自宅に太陽光発電などのクリーンエネルギーを取り入れる
8,働きがいも経済成長も
包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の安全かつ生産的な働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する
現状は、、、
- 何の為に働いてるかわからない人がいる
- 通常に働いているのに貧困な「ワーキングプア」が多くいる
- 女性や障害者への差別
上記の問題を解決して、みんなが自分の仕事に働きがいを持って仕事ができるようにしよう
9,産業と技術革新の基盤をつくろう
強靭(レジリエイト)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る
インフラとは日々の生活を支える基盤「道路」「電気」「水道」「インターネット」のこと
強靭なインフラとは
自然災害で壊れないインフラではなく、
自然災害があっても“すぐに復旧できるインフラ”のこと
自然災害の多い日本はインフラ技術は世界でも高く評価されている。
日本の技術を世界へ発信、提供することで世界中に強靭なインフラが整備できる。
10,人や国の不平等をなくそう
国内及び各国家間の不平等を是正する
現状は、、、
- 世界の10%のお金持ちが、世界中のお金の40%を持っている。
- 貧しい国や地域に生まれた子どもは食料や病院がないことが原因で5秒に1人が死んでいる。
- 障害者や女性が働きづらい
このような”不平等”を何とかしようという目標。
11,住み続けられるまちづくりを
包摂的で安全かつ強靭(レジリエイト)で持続可能な都市及び人間居住を実現する
“自然災害の多い日本では死活問題”
- 住み続けられる街とは自然災害が発生しても、生活が維持できる街のこと
- 街の復旧が遅いと事業が滞る
- 弱い立場の人に配慮ある街づくり
- スラム化しない街づくり
私たちにできること
- 地域のつながりを大切にする
- 困っている人がいたら助ける
12,つくる責任 つかう責任
持続可能な消費生産形態を確保する

現状は、、、
- 何でも作れて何でも手に入る便利な時代の一方で、大量のゴミが捨てられている
- 世界中でゴミ問題があり、早急に対応しないと地球はゴミの山に、、、
- 人が捨てたゴミを食べて、たくさんの動物が死んでいる
私たちにできること
- 不必要な買い物をしない
- 食品ロスをなくす
- ゴミの出ない製造工程や仕組みをつくる
- リサイクルの仕組みをつくる
13,気候変動に具体的な対策を
気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる

現状は、、、
- 過去140年間、世界の気温は上昇してきた
- 現状のままだと今後も気温は上昇していく予想
- 温暖化が進むと、暑くなるだけでなく「洪水の多発」「食料不足」の問題が起こる
私たちにできること
- 身近な省エネを心がける
- クリーンエネルギーを使う
- 二酸化炭素を削減する
14,海の豊かさを守ろう
持続可能な開発のために、海洋・海鮮・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する
現状は、、、
- 人が使ったプラスチックは50%が再利用されずに海を汚している
- それを魚が食べてしまい、このままだと魚がいなくなる
私たちにできること、、、
- プラスチック容器を使用しない
- レジ袋をもらわない
- 海や川の清掃活動を行う
15,陸の豊かさを守ろう
陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する

現状は、、、
- 毎年減少している森林の面積は東京都59個分
- 森林が減少することで「家を建てられない」「食糧不足」「服を作れない」などの問題が起きる
“人の暮らしには森林は不可欠”
私たちにできること、、、
- 森林保護団体への支援
- 木材製品を大切に使う
16,平和と公正をすべての人に
持続可能な開発のための平和で包括的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する
現状は、、、
- 性別による差別がある。
- 年齢による差別がある。
- 人種による差別がある。
- 身体能力で差別がある。
行なっている対策
- 産後の職場復帰がしやすい環境をつくる
- 女性が活躍できる体制を整える
- 外国人や高齢者の活躍をサポートする
- すべての人に平等のチャンスを与える
17,パートナーシップで目標を達成しよう
持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
パートナーシップとは
個人や企業が手を組み、お互いの強みを活かして開発をすること
個人や企業にはSDGsの取り組みや、届けられる範囲には限界がある。
パートナーシップを活用して届けられる範囲を広げよう!
SDGsを活用して豊かになる方法
SDGsというのは193カ国の代表者たちが
「これからの地球・人間社会」を考える上で
議論を重ねて作り上げた
「1つの結論」です。
2030年までの目標ではありますが
人間が生き続ける限りずっと課題としてあげられるのが
地球(環境)との付き合い方です。
今現在、とても深刻な問題となっています。
これからは地球・社会にやさしい会社の時代が到来します。
投資のヒントにもなると思うので知っておくだけで得することも
かなり多くあると思います。
最後に
今回は最近やたらと取り上げられている
SDGsについて小学生でもわかるように
超簡単にまとめました。
まだまだ深く取り組みが行われています。
この記事を読んで
もっと知っておいたほうがいいのかなと思った方は
本を読んだり調べたりしてみてください。
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コーヒーの未来とSDGsは大きく関わっています。
私は、大好きなコーヒーを未来にも残していきたいため
SDGsに関する記事を書かせていただきました。
SDGsに関してのおすすめ書籍を紹介しておきます。
こんにちは
素敵なブログを拝見させて貰いました!
分かりやすくてとても参考になります。
SDGSを多くの人に伝え、住み良い世界にしていきましょう!
アンマー様
コメントいただきありがとうございます。
心から地球をより良い環境で残したいと思っているので
たくさんの方に理解していただけたら嬉しいなと思います。
やれることをコツコツと頑張っていきましょう。